今回は、「2015年4月~12月の監督指導結果について」です。

2015年11月に実施された過重労働防止キャンペーンの結果をお伝えしましたが、同年4月から12月までの監督指導結果が発表されましたので、ポイントをお伝えします。

長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果を公表
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000115620.html

2015年4月から12月に監督指導を実施した事業場数は、8,530事業場であった。うち、6,501事業場(76.2%)で、労働基準法などの法令違反が認められた。

監督指導の対象は、以下の通りです。

1か月当たり100時間を超える残業が行われた疑いのある事業場
長時間労働による過労死などに関する労災請求があった事業場

以前のメルマガでも記載しましたが、監督指導は、ある程度の情報をもとに動いていると思いますので、76.2%は納得できる数字です。

11月の過重労働防止キャンペンによる波もありますが、1か月あたり950件の監督指導が実施されている計算となります。

法令違反のうち、73.7%は違法な時間外労働によるものでした。

発表文の末尾に、

「厚生労働省では今後も、月100時間を超える残業が疑われる事業場などに対する監督指導の徹底をはじめ、過重労働の解消に向けた取組を積極的に行っていきます。」

といった記載がありますので、引き続き、監督指導の対象にならないような注意が必要ですね。