タイムレコーダーと勤怠管理システムの違い

日々のお打合せにて、タイムレコーダーと勤怠管理システムが曖昧になっているケースが多くありますので、今回はあらためてその違いをお伝えしたいと思います。

 

タイムレコーダーとは、出勤や退勤等の時刻が記録できるものです。

勤怠管理システムとは、給与計算や労働時間管理に必要な労働時間が集計できるものです。

 

タイムレコーダーの機器によっては、退勤時刻から出勤時刻を引き、休憩時間を控除することで、簡易的に労働時間を集計できるものも存在していますが、出張や有休などの場合は、手書きなどで対応しなければなりません。

勤怠管理システムは、あらかじめ勤務予定を持っており、打刻時刻と勤務予定を比較することで、自社のルールに従った勤務時間の集計ができるものです。出張や有休、打刻忘れなどは、申請承認などの機能により、補完することができます。

 

タイムレコーダーは、タイムカード用紙に記録されるものだけではなく、スマートフォンやタブレットのアプリケーション、グループウェアの一部として、時刻を電子データで記録できるものもあります。記録された時刻はExcelなどで、時間集計を行う必要があります。

勤怠管理システムを使用した場合、システムからExcelなどを利用することなく、給与計算システムに取り込み可能なデータ(CSV)を出力することができます。

 

いかがでしょうか。違いは明確になりましたでしょうか?