勤怠管理システム 2022年総括と2023年展望

新年最初のコラムとなりますので、今年も、勤怠管理システム2022年の総括と、2023年の展望をお伝えします。

2022年の総括

2022年はコロナ禍で低迷した市場の回復を願っていましたが、勤怠管理システムの相談件数は、昨年対比118%の90件にとどまりました。
(参考値:コロナ禍前2019年の相談件数は125件)

相談内容の前年比では、
新規導入の相談が 66%→58%、
製品の入替相談が 34%→42%となり、
製品の入替相談の割合が増加傾向にありましたが、依然新規導入の割合が多い状況が続いています。

お客様の傾向として、勤怠管理システムの導入せざるを得ない状況になり検討を開始された方が目立ちました。マジョリティ層の特長であり、勤怠管理システムの普及が進んでいることを実感します。

勤怠管理システムは、クラウドサービスの特長が顕著に表れ、実績が多い製品は更に拡大し、実績が少ない製品は苦戦を強いられています。

2023年の展望

勤怠管理システムの新規導入は継続的に微増が続くと考えられますが、現状稼働しているシステムに関する相談や入替の相談がより多くなると思います。

買取型の製品で5年以上利用している場合は入替が有力ですが、クラウド製品の場合は、入替ではなく設定の追加や変更などで対応したほうが良い場合も多い為、注意が必要です。

製品の機能面では、既に成熟している為、軽微な修正が多く実施されると考えられます。軽微な修正といっても、かゆいところに手が届くようになるなど、利便性の向上は継続的に期待できると思います。

システム化の需要や製品機能は2023年も例年通りの傾向となり、大きな動きはないかと思います。

2023年のベストキンタイ研究所

開業から7年目に入り、事業が安定軌道に入ってきました。日々の相談では余裕を持った対応を心がけ、お客様から感謝されるように邁進していきます。

メーカーとも良い関係を保ち、お客様に還元できるような体制をより強化していきます。お客様にとって良い製品は、メーカーにとって良いお客様となります。Win-Winの関係が築ける出会いを提供していきます。

社会保険労務士様への認知度を向上すべく、セミナーなどを積極的に実施していきたいと思います。都内に限らず他府県への展開も視野に入れ活動していきます。

勤怠管理システムは、ベストキンタイ研究所に

勤怠管理システムで困ってしまう方を一人でも減らすべく、今年も活動していきます。

本年も、よろしくお願い申し上げます。