勤怠管理のストレス その1 勤怠管理の作業
ストレスレスな勤怠管理の実現を目指して事業をしておりますが、各企業の担当毎にストレスに感じていることがそれぞれ異なっています。
今回から3回にわたり、典型的なストレスを3つのパターンに分けてをお伝えしていきます。
勤怠管理の作業に関するストレス
多くのケースが、紙やExcelの出勤簿で管理されており、出勤簿から給与計算システムへの手作業による転記や、紙の申請書との突合せ等の作業から発生しているものです。
給与計算の元になるデータとなりますので、期限が決まっている事、ミスが許されない事などにより、大きな負担となります。
システム化をすることで、作業が軽減できるので、勤怠管理システムの導入が一番早い解決になるケースが多くあります。
しかし、システムを導入していても、作業ストレスが生じている事も多くあります。
システムを利用しているにもかかわらず、日々の業務に不要な手作業が残ってしまっているケースです。
Excelや紙では、かなり自由度があり、臨機応変な対応ができるのですが、中途半端なシステム利用では、その良さも制限されます。
結果として、かなり深刻な状態になりかねません。
この原因としては、2つ考えられます。
システムの設定不足、設定不備がある場合
システムの設定が完全でなく、人がカバーして運用せざるを得ない状況になります。業務フローに問題がある場合
紙やExcelでの運用を前提とした業務フローを変更することなく、システムで再現してしまうと運用上、無理が生じます。
原因を取り除くことで、担当者のストレス、担当部門のストレスが低減しますので、対策をとることをお薦めします。
以前も記載しましたが、労務管理担当者が精神的な疾患を発病する事も少なくありませんので、周りの方のお気遣いが重要です。
次回、勤怠管理に関するストレス その2として、非協力的な現場をお伝えしたいと思います。