勤怠管理システムの検討は課題の整理から
勤怠管理システムを検討する際、製品選定から始めたくなりますが、
最初に取り組むべき内容は課題の整理です。
- システムは、何らかの課題を解決するものです。
- 課題にはシステムで解決できるものと解決できないものがあります。
- 課題により、適任者をアサインできます。
- 製品選定のタイミングが明確になります。
システムで解決できる課題とは、煩雑な単純作業です。
残業時間の削減など、人の行動や判断が必要になるものは
システムに関係なく取り組むべきものです。
課題への対策は、業務内容の精査であったり、社内の調整、
適正な管理方法を定義することです。
立場や役職、担当者のスキルなど、取り組む内容により、
適任者が明確になると思います。
課題を整理し、業務内容を見直し、プロセスを細分化し、単純作業が明確になる頃には、
システムへの期待が明確になっているかと思います。
必要な機能や費用対効果など、自社が必要とする製品をある程度イメージできるようになります。
勤怠管理システムの検討は課題の整理から始まります。
くれぐれも、製品選定からではありませんよ。