勤怠管理システムの構成要素「きほんのき」
勤怠管理システムの動作に関する基礎知識として、システムの構成要素を
お伝えします。
勤怠管理システムの処理は、以下で構成されています。
- 打刻処理
- 集計処理
- 休暇処理
- 申請処理
- データ出力処理
打刻処理
PCやスマホやICカードから出退勤時刻を記録する
集計処理
出退勤時刻から労働時間や残業時間を集計する
休暇処理
有休や代休などの付与、残管日数の管理をする
申請処理
各種申請の申請者、承認者を定義し決済する
データ出力処理
給与システムに連携可能なデータ生成する
処理された結果は勤務表に自動で反映され、集約されます。
昔のシステムでは処理毎に製品が分かれている場合が多くありましたが、
現状のクラウドサービスでは、すべてが一体化され、提供されています。
上記以外にも36協定や残業の上限規制等に関するアラートの処理等、
勤怠管理の業務をより効率化する為の機能が実装されています。
特定の業務内容に特化した業務システムなどでは、打刻処理だけが提供
されている製品もあります。
勤怠管理システムを考える際、参考になれば幸いです。