シフト登録の必要性と運用性

シフト勤務において、勤怠管理システムを運用するには、シフトの登録や変更の反映が
面倒な作業
になります。

シフトを登録して管理する場合と、登録せずに管理する場合のメリット、デメリットを
お伝えします。

シフト登録のメリット
  • 遅刻早退、打刻忘れの判断
  • 勤務予定時刻への丸め処理
シフト登録のデメリット
  • 月初の登録が面倒
  • シフト変更時の反映が面倒

シフトを登録すると、勤務予定と打刻をシステムで比較できるようになります。
その比較により、遅刻早退、打刻忘れをシステムが判断できます

シフト登録せずのメリット
  • シフト登録が不要
  • シフト変更時の反映が不要
シフト登録せずのデメリット
  • 出勤するかどうかの判断ができない
  • 出勤率の判断ができない
  • 各種アラートが出せない(一部出せる場合もあり)

シフトを登録しないと、勤務予定と打刻をシステムで比較できない為、
打刻を正として集計します。
丸め処理や労働時間による休憩控除はありつつも、打刻から打刻の拘束時間を
労働時間として集計する
動作となります。

シフトを登録した運用にするか、登録せずに運用するかは、非常に悩むポイント
ですが、併用することも可能です。

社員(シフト変更が少ない)はシフト登録した運用にし、
アルバイト(変更が頻繁)はシフト登録せずに運用するイメージです。

システム化の効果を検討する際は、働き方で判断するよりも、
シフト変更の頻度により判断するほうがより現実的な判断ができますよ。