ニュース性がなくなってから売れる
最近よく目にするHR Techでは、タレントマネジメント、人材育成などの記事が多く出ています。
AIにより最適な結果(解)を導き出すものとして、話題性、将来性が期待でき、興味深いですよね。
ニュースを見ていると、タレントマネジメントシステムや、人材育成システムが売れているように錯覚しますが、おそらく、勤怠管理システムの方が売れていると思います。
前回の気づき(vol.176)で勤怠管理システムは、アーリーマジョリティ層への導入が進んでいるとお伝えしました。
ニュースで取り上げられるものは、イノベーター層に向けたものが多いです。
だからニュースになるんですけどね。
私の感覚では、
AIはイノベーター層(2.5%)が
タレントマネジメントはアーリーアダプタ層(13.5%)が
勤怠管理システムは、アーリーマジョリティ層(34%)が
実際に導入しているのではないかと思います。
製品営業だった頃、よくこんな話をしていました。
「ニュースで取り上げられている時は、問合せだけが多い」
「話題性がなくなってからが、販売の時期だ」と。
勤怠管理システムは2020年も、ますます導入が進むと思いますよ。