提案しないという選択

勤怠管理システムの相談では、お客様の希望があれば、適していると考えられる製品を紹介します。

しかし、年に数回、紹介した製品のメーカーからお客様への提案を断られる場合があります。

そのときの感情は早い判断でありがたいです。

勤怠管理システムは既に完成している製品であり、ある程度の限界値があります。
それを一番知っているメーカー担当者だから判断できることが多くあります。

一般的には、できる事、できない事、を明確にして判断をお客様に任せるような提案になります。
稀に、不安を感じながらも背伸びして提案してしまい、後々トラブルに発展するケースもあります。

一番注意が必要なケースは、担当者のスキル不足で、製品の機能を理解できていなかったり、
お客様の運用をイメージできなかったりして、背伸びをしていることに自身が気づいていない場合です。

提案に不安を感じたら他社で実現している具体例を聞いてみてください。
「秘密保持もあるので言えない」といった回答であれば距離をとったほうが良いです。

提案せざるを得ない圧力もあるなか、提案しないという決断ができるメーカーの姿勢、
もしくは担当者の勇気は素晴らしいです。