勤怠管理はシステムに合わせるべきか?

勤怠管理システムを導入する場合、できる限り製品の標準機能を利用したほうが、
費用対効果を出しやすく、業務も効率化します。

この前提において、システムに合わせるべきものと、業務にシステムを合わせる
べきものがありますので、その切り分けをお伝えします。

  • システムに合わせるべきものは、運用手順です。
  • 業務にシステムを合わせるべきものは働き方です。

現在の働き方、固定時間制やフレックスタイム制、変形労働制、
出退勤の時刻や休憩、早出や残業、休日出勤や代休、有給休暇の付与や取得など、
業務の内容システムを合わせる必要があります。

その上で、時刻の記録方法や、休日勤務や代休、有休休暇等の取得手順
申請や承認の方法)はシステムに合わせるべきものです。

システム導入の際、できる限りシステムに合わせたほうが良いと言われるのは、
手順においてです。

システム導入前の手順は、タイムカードやExcelによる手集計に最適化されたものです。
その手順に固執せずシステムに合わせることができれば、システムの効果を
最大限享受することができます。

拘るのは労働環境や働き方であって、その手順ではないかと思いますよ。