営業目的の変化

最近、勤怠管理システムメーカーの営業担当者と接していて顕著に感じることをお伝えしたいと思います。

無理して購入してもらうよりも、中長期的に利用してもらえることを重視している

勤怠管理システムはクラウドサービスで提供される製品が主流となり、メーカーはお客様に中長期的に利用いただく事で利益を得るビジネスモデルになっています。

メーカーから見ると、新規導入の時点では費用を持ち出し、利用を継続いただく事で回収していく為、新規導入数が増えて、短期で解約されてしまうと、最悪なシナリオとなります。

営業担当者の目的も、「新規に契約をとる」ことから、「利用を継続いただけるお客様を選別する」ことに変化してきているように思います。

お客様視点では、○○メーカーの担当者は「積極性が足りない」と感じることになるかと思いますが、このような背景があります。

初期費用が無料のメーカーは、無料の体験版を通常のサポートで利用いただくことで、お客様の選別を行っています。

 

勤怠管理システムは、このような流れになってきていますので、「しつこい営業」のイメージはなくなってきていると思いますよ。

このような状況ですが、メーカーの営業担当者から何度も連絡が入ってくることがあると思いますので、次回は「営業担当者から何度も連絡が入る理由」とその対処方法をお伝えします。