勤怠管理システムの選定は慎重に

勤怠管理システムは入替が難しいシステムです。

クラウドサービスでの提供が主流になり、価格が安価になっていますので、
最初の製品がうまくいかなくても、容易に変更ができるように思えてしまう
かもしれません。

給与計算であれば、利用するのは人事担当者だけですので、
自社に合わない場合、コストの問題がクリアできれば製品の入替や
委託先の変更なども検討できます。

データの移行など担当者本人が頑張れば、製品の入替は可能です。

勤怠管理システムの場合、利用者が全従業員です。
製品の稼働が開始されると、従業員は製品の操作や業務プロセスを覚え、
慣れてきます。

もし自社に合わないことが判明し、コストの問題が解決できるとしても、
全従業員の業務プロセスが変更されたり、再度新しい操作性に慣れてもらう
のはかなりの負担をかけることになります。

担当者本人だけの努力では、どうにもならない事も多く発生します。

勤怠管理システムは、価格が安価なので製品選定を安易に考えがちですが、
一度導入すると変更の難しいシステムです。

価格が安価だとしても、製品選びは慎重に行ってくださいね。