不安を解決するのは難しい

インターネットの記事で「不安」と「恐怖」の解説を見ていましたら、
勤怠管理システムにも同じようなことがあてはまると思いましたので、
実体験をもとにお伝えします。

不安は「実体がないから不安」なのであって、
実体があるものには恐怖など別の感情を抱くようです。

勤怠管理システムの相談を受けていて、
不安からシステム化を検討しようとするケースも多くあります。

具体的には、
変形時間労働制を導入するにあたりシステム化を検討する場合や、
新たな事業でアルバイトを多く採用するにあたりシステム化が必要
だと考えているなどです。

この場合のアドバイスは、

システム化をする前に、現状の方法やアナログで管理してみてください。
その結果、顕在化した課題を解決するのに適した製品を紹介できます。
課題によってはシステムで解決できないことも考えられます。

ベストキンタイ研究所の日々の相談より

となります。

これから起こる可能性がある不安を解決する為に適した製品を紹介するのは
難しく、仮説や推測、想定の話になってしまいます。
(不安を煽って提案していたサラリーマン時代もあり、ちょっとだけ反省しています)

課題という実態が見えてくると、それを解決する(できる)製品があるかないか
あるのであれば、このメーカーがお勧め等、具体的な情報提供が可能になります。

もし勤怠管理の処理に不安を感じられているのであれば、
システム化を検討するのではなく、課題を明確にすることをお勧めします。

いま頭の中にあるのは 不安ですか? 課題ですか?

課題であれば、システム化で解決することを検討してみてくださいね。