今回は、「営業が知っている、勤怠管理をとりまく市場」になります。

前回までは、システムの選び方を中心にお伝えしてきましたが、今回は営業の視点で、市場をお伝えします。

以下に記載している数値は、日々の活動で得た情報からの予測値となりますので、あくまで参考としてとらえてください。

勤怠管理システムの普及率は、会社の規模によって異なります。
大企業は90%以上、中小企業は10%程度ではないかと思っています。

勤怠管理の方法は、大きく以下に大別されます。
1.紙、Excel、タイムカード
2.タイムカード機器に付属のプログラム
3.無料のプログラム(スマホ用など)、無料のクラウドサービス
4.有償のクラウドサービス
5.パッケージソフト
6.自社開発

1.は手作業での集計となり、日々お会いさせていただくお客様で一番多い方法です。対象人数が20名以下ですと問題はないかと思います。

2.はコストもかからず、基本的な集計(勤務時間、簡易的な残業時間)のみが必要な場合には十分機能します。

3.は時刻の記録がメインの機能になっている場合が多く、簡易的に、集計機能もある場合があります。計算方法が複数存在する場合は、機能的に不足する場合もありますが、時刻の記録が目的の場合には、十分だと思います。

4.は20~1,000名の会社に選ばれることが多く、初期費用が抑えられ、費用対効果が他の方法に比べ現れやすいものです。
私のメイン商材ですので、もう少し細分化してお伝えします。

5.は1,000名以上の会社に選ばれることが多く、サーバーやソフトウェアを自社購入し、自社内で運用するパターンです。初期投資が数百万かかりますので、規模が大きくなると費用対効果でコストが安くなります。

6.は既に自社で開発、運用している場合が多く、サーバーのリプレイスなどでご活用いただくケースがほとんどです。リプレイスのタイミングで、4.5.へ移行される場合も多いです。

このような製品で構成されているのが、勤怠管理市場となりますが、昨今4.のクラウド勤怠管理システムがシェアを大きく伸ばしています。

クラウド勤怠管理には、大きく2つのビジネスモデルに分類されます。

・初期費用が掛かるサービス
・初期費用が掛からない(0~5万円)サービス

違いは、初期設定を自社で行うか、メーカー(代理店)で行うかです。

どちらを選ぶかは、各社の考え方により異なりますので、どちらを選んでも正解だと思います。

各製品の特徴や、現場での実情などは、勤怠管理を専門にしている営業であればよく知っているので、商談の中で、他社製品について、具体的な名称をお伝えし、聞いてみる事をお勧めします。

製品名は有名なものでも、日々の打合せで、競合他社として名前を聞かない製品も多いので。
(マーケティングを、見習いたいですが・・・)