勤怠管理システムで低減できる管理者の作業とは?

前回は、タイムカードと勤怠管理システムの違いについて記載しましたが、今回はシステムにより低減できる作業について、記載します。

勤怠管理システムにおいて低減できる作業というと、集計作業が一番に思い浮かぶかと思いますが、意外に時間のかかっていることは、その集計が行えるようにするための確認作業と補完作業です。

確認作業とは、打刻漏れがないかどうか、記載が正しいかどうかなど、集計するためのデータに不備がないかどうかの確認です。

補完作業とは、有休申請や残業申請など、タイムカードでは記載のない要素を別のものから保管して、集計を可能にするための作業です。

タイムカードの場合、上記の2つの作業が、月末(締日直後)に、管理者に集中し、膨大な作業となりますが、勤怠管理システムでは、その作業を、システムと従業員の間で分散できます。また、打刻の有無はリアルタイムに確認できるため、確認作業は月の中旬(10日後、20日後等)に分散させることができます。

以上により、管理者に月末集中していた作業が低減できます。

システムにより作り出された時間を、業務改善などに人でないとできない仕事に割り当てることで、付加価値を向上させることができますね。