製品比較の前に考えること
勤怠管理システムは「できないことをできるようにする」ものではありません。
タイムカードやExcelでも実現はできるが、手作業で行うと手間がかかり、
誰が行っても同じ結果になる為、ITの技術を使って効率化するものです。
労働基準法、国が決めたガイドラインにそった勤怠管理を実現しようとすると、
アナログ的な管理では効率が悪くなってしまいます。
勤怠管理の業務において、
- 効率が悪い業務はありますか?
- その作業は明確になっていますか?
上の質問に対し、明確な答えをもっていないと勤怠管理システムを導入しても
効果が得られません。
業務ルールに課題がある(ルールが不明確)か、現状では、勤怠管理システムが必要ないか
のどちらかになります。
製品の比較検討をする前に、勤怠管理システムの必要性を冷静に考えてみてくださいね。
念のためお伝えしますが、システムの必要性はメーカーに聞く事ではありませんよ。
メーカーの担当者は製品を販売することが仕事ですので、
二つ返事で「必要です!」と言われますので・・・。
私だったら、メーカーの担当者には
「その製品で、どのような変化が期待できますか?」
というような質問をすると思います。
なんで当たり前のことを聞くんですか?
という感じで導入直後の作業(Web打刻や休暇管理等)を答えるのか、
製品の活用が進んだ結果、
会社に起こる変化(従業員の意識変化、企業リスクの低減等)を答えるのか、
メーカー(担当者)が提案している時間軸が見えると思いますので。