勤怠管理システムの比較について
導入相談で、お客様が作成された比較表を見せていただく事があるのですが、
毎回、違和感を(この表では比較できないと)感じますので、
製品の比較方法についてお伝えします。
前提知識:勤怠管理システムは3つのタイプに分かれます
- 自社設定タイプ
- メーカー設定タイプ
- タイムレコーダータイプ
タイプの違いについては、何回かお伝えしていますので、今回は省きます。
タイプが異なるものを比較しても、製品の比較にはなりません。
(お客様が作成された比較表の多くが、これを実施しています)
以下は、同じタイプに属する製品の比較方法となります。
★ 勤怠管理システムの機能はほとんど変わりません
発展途上にある分野の製品であれば、製品の機能差は大きく異なるかと
思いますが、勤怠管理システムは機能的に成熟した分野です。
機能を比較しても製品の差は生じません。
(自社に不要な機能の有無で甲乙はつくかもしれませんが)
★客観的な内容よりも主観的な内容で比較する
同じ機能でもその操作方法(使い勝手)は各製品で大きく異なります。
使い勝手は、利用する人が主観的に判断するものであり、
客観的な比較はしづらいものになります。
- 打刻は使いやすいか
- 申請、承認は使いやすいか
- 労務管理はしやすいか など
自社設定タイプの場合、初期設定の方法やマニュアルの分かり易さ、
理解しやすさなども、比較ポイントになります。
メーカー設定タイプの場合、メーカーとコミュニケーションが
取りやすいかどうかも、重要な比較ポイントになります。
勤怠管理システムを比較する場合には、上記を参考にしてみてください。
自社に合った製品が見つかると思いますよ。
※勤怠管理システム比較項目表を現在作成中です → 提供を開始しました※
今後、導入相談をお受けいただいた方には、製品比較が容易になるように、
勤怠管理システムの比較項目表を差し上げる予定です(2022年7月~提供開始)