プロジェクト推進の適任者は?
勤怠管理システムの導入を進めるにあたり、プロジェクト推進の適任者を選ぶ基準です。
勤怠管理システムの導入においては
- 経営者の理解を得られる
- 現場の協力を得られる
- 業務プロセスを把握している
- 課題を解決していく志がある
を持った人が必要です。
経営者の理解
勤怠管理は会社の利益を生むものではないので、経営者の理解がないと予算が獲得できません。
法対応やリスク管理、外的要因などがありますが、現実的には、経営者からの指示で
プロジェクトが動き出すことがほとんどです。
現場の協力
勤怠管理システムは従業員全員が適切に利用することで効果が出るものです。
現場で利用されないと全く効果を見込めません。
どちらかというと現場からは嫌われる傾向にあるので、一緒に製品を選定してもらうなど、
早期に現場の協力者を作っておくことも有効です。
業務プロセスの把握
システム化ということでIT担当がプロジェクトを主導するイメージがありますが、
勤怠管理の業務を把握していないと、要件定義(どのような設定にするかを決めること)
ができません。
勤怠管理システムでは人事担当がプロジェクトを主導することが必要です。
課題解決の志
業務プロセスの詳細を把握していても、課題意識がないと、既存の課題を残したままの
システムが稼働しかねません。
現状の課題を的確に把握し、システムにより解決していくイメージが持てる人が必要です。
実務に詳しくても、作業者(言われた事を忠実にこなす人)では役不足です。
勤怠管理システムの導入プロジェクトを推進する適任者は誰ですか?