勤怠管理の定着化をイノベーター理論で考えてみる
新年あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
さて、2018年の1回目は、勤怠管理の定着化について、イノベーター理論で考えてみたいと思います。
イノベーター理論とは、新しい製品が世の中に普及する過程を分類し、どのようなタイミングで、どのような価値観を持った人たちに受け入れられるか?ということが定義されたものです。
普及の流れは、
1.イノベーター(2.5%)
2.アーリーアダプター(13.5%)
3.アーリーマジョリティー(34%)
4.レイトマジョリティー(34%)
5.ラガード(16%)
となります。
電車やバス利用者を対象に、SuicaやPASMOで例えてみますと、
イノベーターは、発売直後に入手する人
アーリーアダプターは、便利そうだから入手する人
アーリーマジョリティーは、対応する改札が増えてきたから入手する人
レイトマジョリティーは、切符の改札が少なくなったから入手する人
ラガードは、今もSuicaやPASMOを持っていない人
といったイメージです。(表現の方法など、認識の相違はご容赦ください)
では、勤怠管理の新しい方法を社内に普及させる場合で考えてみますと、
最初は、イノベーターに活用してもらうこと
そして、アーリーアダプターに浸透させること
により、勤怠管理の定着化を進めていくことが可能となります。
社内のイノベーター、アーリーアダプターをイメージできますか?
間違っても、最初からラガードにアプローチするのは困難ですよ。
ラガードへの対応は、社長や役員に任せましょう。
次回は、キャズム理論で勤怠管理の定着化を考えてみたいと思います。