過度な期待は禁物
一般的なITシステムと勤怠管理システムとでは、その期待値が異なります。
一般的なシステムでは、できなかったことをできるようにする、ゼロをプラスにするイメージです。
勤怠管理システムでは、業務上の問題点、課題点を解消する、マイナスをゼロにするイメージとなります。
勤怠管理システムを導入しても、業務上できることが増えるわけではありません。今まで不便に感じていたことが解消されるだけです。
その為、今の業務に不便(課題や問題)を感じていないと、勤怠管理システムの導入効果を実感ことはできません。
勤怠管理システムの導入では、
・マイナスをゼロにできたら成功
・マイナスを減らせるのが普通
・マイナスが大きくなってしまうと失敗
といったイメージが期待値となります。
働き方の多様化(管理の煩雑化)により、業務上のマイナスは日々増えていきます。
そのマイナスをゼロに近づけ続けるような運用ができれば、勤怠管理システムが活用できている状態ではないでしょうか。
勤怠管理システムの導入により、できることが増えるわけではありません。
過度な期待は禁物ですよ。